学習の到達目標
人類がこの「物質は何でできているの?」という疑問を解決してきた道筋を学ぶことで、高学年で学ぶ物理Ⅰ、および他の専門科目の基礎となる科学知識と、将来の生活や仕事の中で必要な科学的な考え方や見方を身に付けてもらおうとしています。
科目の特色
自然の事物・現象に関する観察、実験などを通して、エネルギーと物質の成り立ちを中心に、自然の事物・現象について理解させるとともに、人間と自然とのかかわりについて考察させ、自然に対する総合的な見方や考え方を養う。
そのために、身近な自然の事物・現象についての観察、実験などを通して、それらの基本的な方法を習得させるとともに、エネルギーや物質について考察させ、自然を探究する力を養う。
年間計画
基本的に第2編の「物質の構成と変化」および、第3編「物質の利用」を重点的に学習し、それに関連した第4編、第5編の内容を合わせて学ぶ形をとります。第1編については学年の最後に改めて学習します。
- 教科書第2編
- 第1章 物質の構成
- A:物質の構成
- B:原子の構造
- C:元素の周期律と電子配置
- D:イオン
- E:原子が結合してできる分子
- F:金属結合
- 第2章 物質の変化
- A:物質の三態と状態変化
- B:物質の燃焼と化学反応式
- C:化学反応式と物質の量
- D:酸と塩基
- E:参加と還元
- 第3章 物質の利用
- 第1章 物質の利用
- A:身の回りの物質
- B:セラミックス
- C:プラスチック
- D:磁性体
- E:半導体
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- A:衣食住における生物の利用
- B:生物が行う化学反応
- C:物質の生産と生物
- 第4編 エネルギーの変換と保存
- 第1章 仕事とエネルギー
- 第2章 熱とエネルギー
- 熱と温度
- 熱の性質
- 熱の発生
- 熱現象の不可逆性
- 第3章 エネルギーの移り変わり
- 第5編 資源の開発と利用
- 第1章 エネルギー資源の利用と問題
- A:化石燃料エネルギー
- B:原子力エネルギー
- C:クリーンエネルギー
- D:再生・非再生エネルギー
- 第2章 その他の資源の利用
- 金属鉱床
- 非金属鉱床
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- 資源の探査
- 資源の開発と環境問題
評価の観点・方法
一学期と二学期の中間テストはテスト点数のみ、学期末は両テストの平均点を70点として、それに平常点を加算したものとします。学年末は年間を通じてのテストの点数の平均を70点として、それに平常点を加えたものとします。
平常点の評価方法など、詳しくは評価基準を見ること。
注意事項
授業の進度は、実態に即して変わります。ここに書かれている進度ですべて進行するとは限りません。具体的な講座内容は掲示板で確認すること。