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第1族と第2族、および第12族~第18族は、典型元素と呼ばれる。典型元素のいくつかは族名で呼ばれることも多い。
水素を除く第1族の元素。
ギリシャ語の塩 alos と、作る gennao を合わせ「塩を作るもの」という意味のハロゲン (halogen)
カルシウム・ストロンチウム・バリウム・ラジウム、すなわちベリリウムとマグネシウムを除く第2族の元素。
最も遅く発見された族で、他のものと反応しない。第18族の元素。
図の部分を境に、金属元素と非金属元素に分ける。この境界は、立場によって微妙に変わるけど、ここでは教科書の分類に従う。
金属元素(metallic elements)、半金属元素(メタロイド-Metalloid)、非金属元素(Nonmetal)と分けられている。半金属にはホウ素、ケイ素、ゲルマニウム、ヒ素、アンチモン、テルル、ポロニウムなど。
この区別は、先で化学結合を学ぶときにきわめて重要な分類なので今はとにかく覚えておこう。
両端の2族ずつは、左端からアルカリ金属、アルカリ土類金属と呼ばれる。右端の族は発見がずいぶん後だが、希ガスと呼ばれる。その右の族はハロゲンと呼ばれる。
メンデレーエフが発見した初期の周期表では、アルカリ金属の列とハロゲン族の列との間に性質の似通った複数の元素が並ぶことを見出して、性質が徐々に変化する(遷移する)という意味で遷移元素と名づけた。
練習用紙【PDF】があります。これに色々な課題を仮定してタップリ練習しておきましょう、
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